3.反応しない練習

草薙龍瞬さんの反応しない練習を読みました。この本との最初の出会いはオーディブルでした。オーディブルで聴いてみて何度も繰り返したい内容だと思ったので、紙の本も買いました。

この本はブッダの考え方を示している本になります。宗教としての仏教の教えというよりは、様々な悩みに対して、どう考えれば苦しく無くなるのかという具体的な方法について書かれています。

この本で一番心に響いたところは、すべての心の動きは反応しているから起こるものであって、反応しなければ苦しくない。というところでした。目の前にその人がいなくなったとしても、辛いのなら、記憶に対する反応をなんどもなんども繰り返してどんどん辛くなっていってしまうのでした。

だから、そうやって心が反応しているときは、冷静になって、「あ、いま心が反応しているな、」と自分で唱えるようにします。そこで、なるべく早く反応から遠ざかるようにするのです。

私はこれを知った時に、そっか、心が反応しているのか、苦しくならないためには反応しない、反応から遠ざかるようにすればいいのか、と納得しました。

納得することが人生で大事だと思っているので、嬉しかったです。

他にも反応しない、反応から遠ざかるような話がたくさん出てきます。

一度ではなく、何度も何度も繰り返して読んでいきたい本に出会うことができました。